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創立記念演奏会 団長挨拶(抜粋)

2012.10.15

団長挨拶にてケヤキブラスバンドを創立した思いを紹介させて頂きました。

皆様、こんにちは。
ケヤキブラスバンドの団長兼音楽監督を務めさせて頂いてます、伊藤直大です。

本日は、私たちケヤキブラスバンドの創立記念演奏会にご来場いただきまことにありがとうございます。
 
 ケヤキブラスバンドがどんな楽団かと言うと、プログラムの方に書かせて頂きましたので割愛させて頂きますが、なぜこの楽団を創立したかその思いをお話させて頂こうと思います。
 
 私がかつて高校生時代に経験したことがきっかけです。
高校時代も学生指揮者をやっておりまして吹奏楽部も出来たばかりの高校でしたから弱小バンドでした。
 高校から楽器を始めた部員も多く、中学時代、吹奏楽コンクールで全国大会レベルの吹奏楽部出身の私でしたから、高校時代の吹奏学部は信じられないほど残念な状況でした。

 高校1年生の頃、新入部員だった私に先輩は「うちは顧問の先生が音楽がさっぱりだから指揮者が居ない。全国レベルの部活出身のお前なら楽器なんて練習しなくても上手いんだから指揮を振れ!」などと、おしつけられまして、ひょんなことから学生指揮者として同輩や先輩を指導する立場になってしまいました。
 
 しかしそんな弱小バンドでも、一生懸命演奏することで、吹奏楽コンクールでは地区大会代表に選ばれるなど、当時の自身のレベルからすれば、思いも寄らない結果を得ました。
 その時、知ったことは「音楽に熱く一生懸命になれば上手い下手は関係ない。素晴らしい結果がついてくること。」でした。
 
 ケヤキブラスバンドは、そういった経験を生かして、音楽に熱い思いを持った人たちの支援をしたい。音楽が合奏が好きで熱くやりたい!、音楽に熱い人達の交流の場にしたい!そういう環境造りをしたいという思いが、楽団という形にしたわけです。

 構想に1年、創立してから1年。紆余曲折しましたが、手前味噌ですが、今、現時点で最高の姿になったと自負しています。

しかし、私たちはこれで終わりません。更なる挑戦をしていきたいと思いますので、ご来場いただいてる方々には、今後も、私たちの成長していく姿を見て頂けたらありがたいと考えています。

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